「ワン折SPN」開発秘話

Story of One-ori SPN

アクタ営業本部部長楠滋行

最後のご飯一粒まで食べやすい「ワン折SPNシリーズ」

営業本部部長の楠です。
私たちアクタの営業担当者は、常に「どんなお弁当箱があったら、お客様に喜ばれるだろうか?」と考えています。
最もアイデアを得られやすいのは、お客様です。新しい食品容器の「ネタ」を探しに、取引先の会社へ足繁く通います。
スプーンで最後の一口まで食べやすい食品容器、ワン折SPNシリーズは、お客様との会話から生まれました。
ヒントは、牛肉弁当などでアクタの容器を使う「浅草今半」東京駅グランスタ店の村田修一店長からいただきました。牛めしは、若い男性がお箸でガツガツ食べるイメージですが、お客様には女性もお年寄りもいます。
上品に食べる方法はないか?スプーンですくったら、上品に食べられるのでは。
そんな話から、スプーンでも食べやすい食品容器の開発に着手しました。

ワン折SPNカエシ機能

容器の縁に丸みをもたせ、スプーンでご飯を一番すくいやすい形状を研究。サンプルを10回ぐらい作って検証しました。ただ、最後のご飯一粒が、なかなかスプーンの上に乗りません。
あと一歩のところでぶつかった壁。
どうしたら、いいのか?
試行錯誤の中で、コーナー部分に「カエシ機能」をつけてみました。すると、最後の一粒までご飯をきれいにすくえたのです。その時の感動は、いまだに忘れられません。

もしかしたら、ワン折SPNシリーズを使ったお弁当を食べられる方は、ご飯の食べやすさに気づいてないかもしれません。
われわれアクタは食品容器を使う方たちの縁の下の力持ち。
多くの人たちが普段は気づかないところで、快適さに貢献しています。

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